冬がだんだん近づいてきて、寒いのが苦手な私はお布団からすでに出れません。冬はお布団の中で暮らしたい。冬眠したい。そのくらい寒いの苦手なのです。
でも考えて見たら好きな服は全部冬服で、ニットも好きで、ウールも好きで、ブーツも好き。寒くないと楽しめないアイテムだらけでした。温泉もいいよね。 なんてお話をしていた今日この頃。皆様お元気ですか??
ずっと書こう書こうと思ってずっと書けていなかった8月のものがたり食堂『七福神』日本橋のBETTARA STANDさんとのコラボイベントでした。
七福神巡りとしても信仰のある7人の神様の事をこのイベントがなければここまで知らなかったでしょう。
まず日本人は1名のみ。残りの6名は全員外国人です。なんてグローバル!!徐々に調べていくうちに楽しくなるほどでした。
そんな七福神を7品の味わいでご紹介していきます。
鎧を着てる神様です。この神様はヒンドゥー教の神様。『クーベラ』という財宝の神様でした。財宝の神様って人気ありそうですが、かの有名なガネーシャも財宝の神様。ガネーシャの人気には勝てず、ひっそりしていたところで、もともと北の守護神もしていた『クーベラ』は仏教の神様に抜擢され『多聞天』という神様として大ブレイクしました。一度は『夜叉』という言葉を聞いた事があるかと思いますが、その夜叉を支配しているのがこの『多聞天』です。日本へは『毘沙門天』という名の武神として伝わりこのような形で祀られているそうです。
クーベラという名前の意味は『隠れる、隠す』などの意味もあり大切な財宝を隠すという意味が込められています。
『隠れんぼ』はそんな毘沙門天を表した一品。
敷き詰めたゴマの上には馬刺しとレモンを。
インドの神様は何かしらの動物に乗っているのですが、クーベラは馬に乗っているところが多く描かれています。そして、手にしているのはマングーズとレモンだった。。。。
そしてこのゴマの中にはしょっぱいおはぎを忍ばせておきました。
唯一の日本人の神様。恵比寿様。もともとはイザナギとイザナミの子供として生まれましたが3つになっても立たなかった為、船で流されてしまいます。そんな恵比寿様が漂着した海岸では海の神様に違いない!!とされそれ以来、漁業神としても商売繁盛の神様としても信仰されています。
そんな恵比寿様を表現した一品。
カリフラワーのスープにカリカリに焼いたパンには鯛のグリルのマリネ。そして紫蘇のペーストとおかひじきを使いました。
こちらもヒンドゥー教の神様シヴァ神の化神であるマハーカーラという神様。マハーは『大いなる』カーラは『黒い、暗黒』という意味があります。日本に伝わり大地を作った大国主神を習合され大地を司る神として、そして農耕神として信仰されるようになったそうです。いいとこ取りですね。
ブロッコリーのバーニャカウダと野菜エキスたっぷりのスープをご用意しました。
幸福の福、身分をあらわす禄、寿命を表わす寿の三文字からなり、中国、道教の長寿神です。大きなみみたぶを持ち年齢1000歳という長寿の仙人です。
縁起のいい3品で表現しました。
1、根がはることから縁起のいいとされるごぼうを使い、フォアグラ、大根、油揚げで巻いたごぼうの煮物。
2、長いひげをはやし、腰が曲がるまで長生きすることを願ってのエビのマリネ。
3、海の中で泳ぐ様子が帆をあげて進む船のように見える事から、未来への明るい兆しとしてのホタテ。北海道産の雲丹と金箔で贅沢なお味に。
牡鹿を連れて歩き、桃や扇子などをもった姿が一般的に知られています。
日本で鹿をいえば???きっと思いつくキーワードの一つに奈良があるかもしれません。実は奈良の春日大社などでは鹿は神使とされていた為、親近感を感じ徐々に広まっていったそうです。寿老人の連れている鹿肉を食べると2000年の長寿を得るとの伝説があります。さらに不老長寿のシンボルの桃をもっている為、長寿の神様とされています。
そんな寿老人を表現した一品。シンプルに味付けした鹿肉と豚ヒレ肉、ソースは桃のコンポートを添えました。
中国の神様。もとい、実在したお坊さんとされておりいつも笑顔を絶やさず人々と接した方だったそうです。放浪の乞食坊主だったとはいえ、お坊さんはお坊さん、どんな物でもお布施として笑顔で受けとり袋に詰め込んでいたそうです。そんな袋は勘忍袋とされています。
そんな布袋様の一品。
お弁当箱にチラシ寿司を詰め込んでお出ししました。雲丹、べったら漬け、いくら、うなぎ、ミョウガ、錦糸玉子、きゅうり、たくさんの具材を詰め込んで(^-^)
こちらはいつも仲良くしてもらっている世界のおやつのパティシエ鈴木文ちゃんにデザートを考えてもらいました。以下の文章は文ちゃんのコメントです。
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ルーツは、インド生まれの「水」を象徴する女神様。
蓮の葉に立つ姿からインスピレーションを受けて、おーきな蓮の葉には、ブルーキュラソーのジュレ。
そして、球体部分はインドの郷土菓子「shrikhand/シュリカンド」をフローズン仕立てに創作しました。
作物を実らせ富をもたらす神様なので、ナッツやフルーツを詰め込みました!
弁舌・音楽・財福・知恵などをつかさどる弁財天…あまりに沢山のグッツを持っているのが印象的だったもんだから…
最後のお土産も忘れてはいけません。こちらのべったらさん。BETTARASTANDのシンボルとなるべったらさんのもっているべったら漬けの大根をクッキーにしました(^-^)味はちゃんとクッキーですよー。
今回のイベントで7人の神様を調べて、ここで全てお伝えできなくて本当に残念なのですが。
神様も結構テキトウで、自分勝手で、結構どうしようもないんだなーと感じました。神様も子供を捨てたりするんです。そう思うと『完璧にならなくていいじゃん。』『テキトーでいいよー』となんだかちょっとダメな自分も好きになれそうな気がしましたw
この様な素晴らしい機会をくださったBETTARA STANDのみなさま、当日のお手伝いから何から何まで本当にありがとうございましたm(_ _)m 30名という初めての大人数のものがたり食堂を経験できた事がこれからの自信にも繋がりそうです。
そしてそして、いつもながら装飾を手伝ってくれた春ちゃん、カメラマンのリッキー、いつも頼ってばかりのコマさん、そして本当はこんな気軽にお願いできない存在のパティシエの文ちゃん、みんなありがとうございました!! いつもこころ強い仲間に支えられているから一人で仕事の時はみんなを思い出すんだよ。
いつも無茶なお願いをしても『いいよー』と了承してくれる素敵キッチンウェアを扱ってる九雲さん。30枚もの高級まな板を貸してくださりありがとうございました!!
そして最後になりましたが当日暑い中、提供が大幅に遅れる中でも親切に見守っててくださったゲストの皆様、ご参加くださり本当にありがとうございました。ゲストの皆様がいて初めてものがたり食堂が完成します。私はただお料理の提供だけです。空間が和み、一体感が生まれるのは素敵なゲストが集まってくれているからだと感じています。 本当にありがとうございました。
協力&場所:BETTARA STAND
パティシエ 鈴木文:旅するパティシエ
装飾 河島春佳:cLifet
まな板:九雲
写真:石倉リッキー
ケータリング&お料理教室のご依頼はこちら!!!
いつもお世話になっているKUMIKI PROJECTの新しい活動の場として『KILTA』がオープンしました。
『暮らしをつくる人になる』
をコンセプトに現場のプロから壁紙貼り、床貼り、家具作りまで住居に関わる基礎から応用までを学べる空間です。『KILTA』はフィンランド語で『職人』を意味してます。近い将来”地域につくる人をふやす”ために3000拠点をつくることを目指すとのこと。全国にある図書館のように”本から得る知識”のようにKILTAでは”体験から自身の力に”なのかもしれませんね。次はどこにできるのかな??と楽しみもありますが実は今クラウドファンディングを行っています。リターンはワークショップを体験できるパスポートや木の可愛らしいピアスに私も個人的に狙ってるエプロンなどあります🎶
壁紙貼ってみたい!! 床貼りってできるの??と少しでも気になった方は是非覗いて観てはいかがでしょうか??
そんなKILTAのオープニングパーティにて有難いことにケータリングをしてきました。
たくさんの方々に見守られながらの準備は緊張しますが、良い刺激となっていつも通りのコーディネイトができましたよ。
テーブルのイメージは『KILTA』とフィンランド語を使っていることもあり、先日の『美味しい二人展』というイベントに少し寄せたコーディネイトにしました。そしてみずきちゃんにもお手伝いしてもらいました!!売れっ子の彼女に来てもらえるなんて贅沢です!!
~MENU~
・鹿肉ハム
・野菜の重ね焼き
・キューブサラダ
・サーモンのおにぎり
・鶏肉とクリームキノコソース
・ベリーのスープ
・シナモンロール
こんにちは。
夏、戻ってきましたね。雨が降ると絶対と言っていいほどの頭痛とだるさに襲われる体調の持ち主なので、晴れてて欲しいのです。かと思えば熱中症の常連でもあるので、面倒な身体をしているなーと。でも風邪はひかないんです。不思議。なんだかんだで私は丈夫で元気です。
さて、神奈川の端っこにある町、二宮で美味しいワークショップをしてきました。
『美味しい』ってただのお料理教室ではないんです。
今売れっ子過ぎて2020年までの予定がぎっしりのmiyazonospoonの宮薗さんとのコラボ企画でした。
宮薗さんのスプーンは使ったら病みつきになる魔法のスプーン。口の中での違和感が全くない不思議なスプーン。みなさんも一度経験ありませんか?木のスプーンってかわいいのに口にフィットしなくて食べずらいのです。でも宮薗さんのスプーンは違和感なく口の中で心地のいい形になっています。
一本一本手作りのスプーンは宮薗さんの思いが詰まった工芸品。
そんな宮薗さんを講師に迎え世界にたった一つのアイスクリームスプーンを作るワークショップ。
私はというとジェーラートのワークショップをすこーしだけさせていただきました。
一人ずつに丁寧に用意されたワークショップの為の道具たち
笑顔の素敵な宮薗さんですよ〜🎶
みなさん真剣です。
完成したスプーンを並べてみなさん3時間の長丁場だったはずなのに満足と達成感に溢れた笑顔に包まれていました。でも筋肉痛みたいになるようです。それぞれ柄の部分の形が違うのは宮薗さんが参加者さんのスプーンを持つときの手の癖を見てアドバイスしているからだそうです。
ホスピタリティに溢れるワークショップですね(^-^)
ジェラートのワークショップではヨーグルトのジェラートをお作りしました。
季節のフルーツを最初に考えていたのですが、季節のフルーツだと食べたい時に作れたい。そう思い、季節のフルーツになんでもあうヨーグルトのジェラートにしました。
はい、出来上がったのはこちらです。
このデザートではありませんがワークショップで作ったジェラートのレシピはこちらです。
サクッともっちりしたメレンゲとジェラートやフルーツの酸味が心地よく、ワークショップの疲れが癒たらいいなーと気持ちを込めて作りました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。怪我もなくたくさんの素敵なスプーンが誕生した日にご一緒できて幸せでした。
KUMIKI PROJECTのくわばらさんも(^-^)この場所があってこそのワークショップでした。早い段階から私たちのサポートをしてくださりありがとうございました。
またやりたい!!多分次は来年🎶
先日中東料理を中心にケータリングやお料理教室をしている越出水月ちゃんとフィンランドをテーマにしたイベントを開催しました。
6月末に二人でヘルシンキへ行ったのですが、食いしん坊の我々が行くのですからただ旅行と言うだけではつまらない。美味しいものを伝える!!そう思いながら旅をしてきました。
フィンランドの食事は思っていた以上にシンプルで『もっとこうしたらゲストには楽しんでもらえそうだね??』なんて言いながら今回のイベントのことを考えていました。
なので、先日のイベントは100%フィンランド!!ではないものの、フィンランドのいいとこ取りをしてみました。ハーブ特にフェンネルとディルの使い方、サーモンの焼き方、ベリーの使い方、シナモンロールの形、そのまま食べると味気ないライ麦パンはオープンサンドにすると最高に美味しく変身するということ、毒キノコなのにどうにかして食べちゃう国民、トナカイはハンバーガーのパテにもなっている、へら鹿だって食べちゃう(ちょっと匂いきつかったな)。などなど。5日では足りなかったけど吸収したことを私たちなりにアレンジして『美味しい二人展、白夜の星』を開催しました。
またやりたいね。。。。この余韻で1週間は頑張れそうです(^-^)
そしてやっぱり今回もお願いしちゃいました。京都の天才バーテンダーセキネトモイキさん。ものがたり食堂の地方開催の時にはいつもいつもお世話になっている方です。今回彼に作っていただいたカクテルの内容はこちら↓↓↓↓↓↓
今回も素敵すぎるカクテル4種!!全部制覇した方はいますか??
イワシのトマト煮のオープンサンド
シナモンロール corvappustiといって『往復ビンタ』っていう意味何です。かわいいですよね(^-^)
クリスマスサラダのオープンサンド
ソーセージのオープンサンド
サーモンのオープンサンド
カリフラワー&グリーンピース&ベリーのスープ
ヤンソンさんの誘惑
厳格なベジタリアンだったヤンソンさんという人があまりにも美味しそう!!!と誘惑されて食べてしまったいうジャガイモ料理です。発祥はスウェーデンみたいですがフィンランドでも食べられてる料理です。
石をイメージしたベリーの一口ケーキです(^-^)
salmiakki 世界一まずいと言われるグミです。
かわいい子達もあらら、こんなお顔に。。。。でもみずきちゃんは案外大丈夫!!なんて言ってましたw
最後のこの2枚がお気に入りの写真です🎶
イベントに参加してくださったみなさん本当にありがとうございました。またやります!!
そしてみずきちゃんありがとう。楽しかったよ。旅行も料理も今回のイベントも。またやろう!!
all photograph by Ricky Ishikura
夜の23時でもうっすらと明るくてちょっと不思議な感覚になるイギリスにはヨークに来ています。
2日前までロンドンで過ごしたのですが着いた初日から感動した事がありました。それが・・・・
日本だって優しいじゃんと言われますし、私は比べるのがいつもイタリアになってしまうのですがイギリスの人たちは優しい!!!
ではどんなところが違うのか勝手に本当に勝手に比較してみました。(この時点不愉快な方はこれ以上みない方がいいかもです。イタリアも日本ももちろんいい人多いですからね)
重い荷物の多い旅行中ですが、私は旅行に限らずに普段からケータリングなどがあって荷物が多め。シュチエーションはこんな感じ。
大きなキャリーバック20kg、電車に乗る時にほんの少しだけ持ち上げて電車に乗せなければなりません。
列車がホームに着き、重いキャリーバックを持ち上げようとすると”あれ??なんか軽い”と思い後ろ振り向くと持ち上げてくれるオジ様がいるではありませんか!!!びっくり!!そしてウインクをして何事もなかったように立ち去って行きました。本場の紳士を目の当りにした瞬間 in London!!!
重いキャリーバックを持ち上げようとすると、手伝ってくれるお兄さん!!おーめっちゃ優しい!!!と感動していると『1ユーロ』と言われる。(この場合イタリア人ではない可能性が多いです)
(背景が白でただの丸だけど気にしない)重い荷物を持ってます。階段です。下りでも、登りでも見てますが、手伝ってくれませんサムライな男性。なぜか手伝ってくれるのはナデシコな女性が多い・・・・・・なんでだオイ!!な東京の夜。
個人的にですが別に手伝ってくれなくてもいいのです。だって自分の荷物ですしね。でも日本で感じるのはベビーカーも持っての階段ってちょーきついはずです。ママ一人なら尚更。なので私はちょっと大変そうな人を見ると助けずにはいられません。これ別に優しさアピールではなく、普段自分も助けてもらうことがあって嬉しかったからです。
よくあります。観光してても通勤中でもどこでもあることです。目があって・・・・・・・な瞬間。
ニコっと微笑んでくれてる。なので微笑んで返します。距離が近いと服を褒めてくれたり、美味しそうなもの食べてると『美味しそう』なんて言ってくれたり不快な対応されたことありません。これアメリカも同じだった気がします。もう10年以上前ですが。
【女性限定 相手がイタリア人男性の場合】
目が合うと微笑んでくるのでそれに微笑んでしまうと勘違いします。ポジティブでいいのですがタイプではない限りやめましょう。近くにやって来ます。『今まで見た女性の中で一番綺麗だ』なんて言われてもこの言葉自体がただの挨拶だと思いましょう。彼らにとって『おはよう』『やあ』と代わりありません。
すぐに目をそらします。自分の髪の毛が変なのかも。顔になんか付いてるかも。などと心配してます。私がいつもそう思っていることでもあります。
道案内私は本当に苦手です。みなさんは聞かれたらどうしてますか??口頭での案内が苦手なので近だったら一緒に目的地まで行きます。時間がなければグーグルマップを開いて一緒に見てみます。時間があれば!!!とここにも書こうとしたのですが、いつも道を聞かれる時が忙しくない時なのです。さぞ暇そうに見えるのでしょう。そして英語が話せないのでとにかく笑顔で目的地まで🎶 ニコニコ。
かわいいマダムに道を聞きました。説明をしてくれ,ちょうど方向が一緒だったので途中まで一緒です。そのあと別れ道『まっすぐ行って左だよ!!』とバイバイしました。まっすぐ行って左!!と曲がろうとすると離れたところにかわいいマダムがこちらを見てることに気がつきました。『え?』とびっくりしてるとThums-upグーッ!!!と親指を立てて笑顔で去って行きました。心配で見ててくれたことにびっくりというかそのマダムが優しすぎるぞ in London!!
【女性限定 相手がイタリア人男性の場合】
道を聞きます。目的地までナンパの為に付いてくる可能性があるので可能な限り女性に尋ねましょう。
この辺りはみなさんちゃんと対応してくれて素敵だと思ってます。私みたいな方向音痴は交番に行って聞くのが一番です。あと近くにスタバがあると店員さんが親切なので案内してくれます。
すごい勝手なまとめ方ですみません。
何が言いたいかというと。
いつでも民意が問われている
そんな気がします。
中国に一人で行った時に道を聞きました。英語も通じません。こちらは中国語わかりません。でも行きたい場所を伝えたら目的地まで案内してくれました。結構な距離でした。でも途中もいろいろ話しかけてくれて『わからないよー』と困った顔しててもひたすら笑顔でした。
日本に来ている外国人にはやっぱり『日本よかったよーみんな親切だった』と思ってもらいたい。
普段も困っている人がいたら助けたい。
少しの優しさで誰かが助かるなら、私は嬉しいのです。親切にされて嫌な人はいませんよね。
一人ごとですが日本で目があって微笑んだらどうなるんだろう。。。。。。。。
本日はここまでです。
次はいつ書けるかなーw
『普段仕事をする上で気をつけてる事はありますか??』
そんな質問をされたことがありました。
きっとたくさんあるんだけど、いつも大切にしているのは
身体だって
頭痛いなーなんでかなー?
お腹痛いな食あたりかなー?
眠いなー夜更かししたもんなー。
と不調だったり、いつもと違うなーと言う時は原因があるはずで。
独立した時はがむしゃらで頂くお仕事が嬉しくて内容を伺ってできそうならなんでも受けていました。
でも
できないものはできないし、やりたくない事だってあるんですよね。自分をある意味偽っていたというか、なんというか。
報酬の事も大事だけど一番大事にしているのは
『楽しそう』『面白そう』『やってみたい』
と感じた時はお金は気にせずに受けています。この感覚とっても大事で今までに後悔はした事ないんですよね。むしろ『やってよかった』『やっぱり楽しかった』となるんですよね。
先日ご紹介頂いて打ち合わせをしてきました。ものがたり食堂に興味を持って頂けて嬉しかったのと、素敵な場所だったのと、いつも抽選で参加できない人もいる中で結構な人数が入るスペースだったのでお話を聞きに行ってきました。
今回私が感じた違和感は
『業者にさせる』
『アルバイトにやらせる』
『安くさせる』
でした。わかりますか??この違和感。
お話している時に『そんなの業者にさせておけばいいよ!!』『安くさせるよ』と会話の中に私にとっての棘があったのです。
これって『してもらおう』『できるか聞いてみましょう』になると思うのですが。
言葉ひとつで判断してはいけないですよね。でも、私もお仕事を頂く時にそんな風に言われてたらやだなーと思ったのと、業者さんあっての商売ですからねw それに安いに越した事はないけど、業者さんが売り込んで来た商品を代わりに買うとかしなければと個人的には思っています。
その後このお仕事は違和感がどんどん生まれてしまい結局はこちらでのものがたり食堂の開催はなくなりましたm(_ _)mわがままかもしれないけど、違和感や不安を抱えたままお料理するわけには行かなかったのです。ごめんなさい。
京都のレポートをしなきゃだったのですが今日は違和感の話をしてみました。
終わり。
最後まで読んでくださりありがとうございます(^-^)
久しぶりのブログです。
3月のものがたり食堂『おやゆび姫』のレポートもしてないのに『美女と野獣』のレポートです。
実はいろいろあり写真がなく(涙)京都での開催もあるのでその時にしっかり写真を撮ってもらいます!!
では先日のものがたり食堂『美女と野獣』のお料理のご紹介です(^-^)
きっとこの作品イメージは『黄色のドレス』『ミュージカル』『喋るポットや時計』でしょうか?
でも原作はベルがどんな衣装を着ているかも書いてなければ、ダンスシーンもなければ、喋るポットも出てきません。原作は1740年ヴィルヌーヴ夫人が書いたのが最初と言われていますが、1757年にそれを短縮して出版されたボーモン夫人の作品が広く知られるようになったそうです。(参考Wikipedia)
この短縮されたたった25ページの物語からディズニーはあんなにも有名にそしてベルを大人気のプリンセスにしたのって本当にすごい。ほとんどがディズニーのオリジナルなんですもん!!
今回はそんなディズニー色は少し控えめに原作を伝えつつお料理を提供していきました。
ベルはとても裕福な商人の家庭で育った三兄弟三姉妹の末娘でした。
とても綺麗な娘たちでしたが中でもベルは人が感嘆するほど美しくベル『美女』と呼ばれるようになったそうです。ある日、商人の船は嵐にあい、一瞬にして財産を失ってしまいました。。。。
そんなベルのエピソードを伝える為の一品。
ほんの少しだけボイルしたホタテとバジルとトマトの香りのジュレ、生でも食べれるスナップエンドウの実、いくらとナスタチュームの葉を添えました。ホタテの甘みとバジルとトマトの爽やかさをお届けしました。
ベルのお父さんが野獣の城に入りテーブルに置かれていたご馳走に我慢できずに食べてしまうシーンです。
ディズニーではお父さんが食べるシーンよりもベルが愉快なディナーミュージカルを交えたて楽しむシーンが印象的でしょうか。
全粒粉のクレープに包まれているのはベーコン、サルシッチャ、玉ねぎ、卵をバルサミコソースで和えたものを。そして周りには紅水菜と卵の黄身でトッピングしました。ドレッシングはホワイトバルサミコベースでラズベリーとカシスを加えました。
よくビストロにあるサラダグルマンドをものがたり食堂風にしたものです。
珍しいことや未知のことなどに興味をもつ心の持ち主ベルを表現したスープです。
泡の部分はコンソメにパプリカの香りをプラス、泡の下にはエビのスープビスク。
エディブルフラワーとマージョラムを散らしてフレッシュ感を出しました。
こちらは野獣を表したものです。
実は心優しい野獣。そんな彼をドライローズをしきつめたジュエリーケースに閉じ込めました。
パイ生地にポルチーニ茸、クリームチーズを詰めました。クリームを絞ったあとに細かく刻んだかぼちゃの種をトッピングしました。
説明不要の名シーンですね。
牛肉で生ハムとサージを挟んで巻き焼いたもの。こちらイタリア料理のsaltimbocca(サルティンボッカ)というお料理、サルティンは『飛び跳ねる』という意味。ボッカは『口』という意味です。ダンスシーンでは優雅に踊って魅せます。二人の心はきっと飛び跳ねるようにドキドキしていた事でしょう。
ソースはポルチーニ茸の出汁、マルサラ酒、などなどたくさんの味を閉じ込めています。
美女と野獣と言えば『薔薇』ですね。
原作には最後のひとひらは出てこないのですが、一本の薔薇からストーリーは展開していきます。薔薇がなければベルと野獣は出会う事なく、野獣はずっと野獣のままだったでしょうね。
砕いたクッキーにアールグレイのパンナコッタ、ラズベリーとローズのジェラート、ラズベリーのマカロン、エディブルローズの贅沢なデザートです。
原作を読む為に買ったこちらの本ですが、美女と野獣以外にも素敵なお話がたくさんあります。でもどれも『嫉妬』『恨み』『わがまま』を持つといい事はないですよ。と人生の助言のようなお話が多かったように思えます。この時代のフランス人はそういう人が多かったのでしょうかね??そういったところを考えるのも面白さの一つだったと思います。
そしておやゆび姫からテーブルコーディネイトをお願いしているハルカさん。
私の思いを表現してくれるとっても信頼できるフラワーアーティストです。実は今回は2回目だったのですが、前回と全く違うテイストにも対応してくださって本当に感動しました!!cLiftというユニットでワークショップなどをたくさん行っています!!ご興味のある方は是非お問い合わせください(^-^)
そして今回のお土産は最初にメニューが入っていた瓶にドライローズと薔薇の花びらを表現した和菓子、雲平を中に詰めました。デザートのパンナコッタで使ったアールグレイの茶葉も一緒にお土産にしました。そんまま食べてもいいですが、紅茶と一緒に食べても、ドライローズを紅茶に入れてもいいですね(^-^)
最後まで読んでくださりありがとうございました(^-^)