ものがたり食堂の19回目、2016年の最後のイベントとして『雪の女王』を選びました。
ディズニーの『アナと雪の女王』でリメイクされた作品です。
アンデルセンのお話はハッピーエンドで終わるのは珍しいのですが、この作品はカイとゲルダという少年少女のお話。男性が、いなくなった女性を探す旅ではなく、女性が、おっている男性を探す旅です。
まずはウェルカムドリンクで乾杯です(^-^)
お話は悪魔が作った鏡が原因で展開します。
悪魔が作った鏡は綺麗なものを醜く写す鏡でした。悪魔はこの鏡と使ってたくさんのいたずらをし、いたずらをされたものはびっくり!!それを面白がった悪魔はこれに神様を映しらたらどうなるのだろう!!!と神様の住む天に登っていきました。天に上に上につれ、鏡の様子がおかしくなり、神様のところにと届く前に鏡は粉々に砕け散ってしまったのです。破片は人間達の住む世界にまで落ちて行きました。
その鏡の破片が目に刺さると美しいものが醜く見え、心臓に刺さると氷の塊のようになって感情が荒くなり酷い人間になってしまうのです。
ディアボラ風の辛めに作ったホタテのサラダです。ディアボラはイタリア語で悪魔の意味があります。そんな意味を込めてか、ピリッと辛いお料理ディアボラ風〜というお料理があり、そんなホタテのサラダにアーモンドを合わせて仕上げにたっぷりのパプリカパウダーをふりかけました。
ゲルダがいなくなってしまったカイを探す旅の途中で出会う魔女の庭をイメージして作りました。
おばあさんは、カイはまだここを通らないが、いずれそのうち、ここを通るかもしれない。まあ、そう、くよくよおもわないで、花をながめたり、さくらんぼをたべたりしておいで。花はどんな絵本のよりも、ずっときれいだし、その花びらの一まい、一まいが、ながいお話をしてくれるだろうからといいました。
『悪魔の落し物』の下に用意されていたボックスに無農薬野菜のサラダとバラの花びらを散らしました。ドレッシングはレモンのシンプルなものを。
これまた旅の途中で出会う王子と王女。そんな彼らはゲルダを本当に可愛がってくれお城に留まるように言われましたが。
ゲルダはただ、ちいさな馬車と、それをひくうまと、ちいさな一そくの長ぐつがいただきとうございますと、いいました。それでもういちど、ひろい世界へ、カイちゃんをさがしに出ていきたいのです。
その馬車のうちがわは、さとうビスケットでできていて、こしをかけるところは、くだものや、くるみのはいったしょうがパンでできていました。
そんな頂いた馬車からのイメージしてできたのが
フォアグラのテリーヌ、マンゴーソース、カカオニブ、自家製全粒粉のクラッカーマンゴーのソースがフォアグラをさっぱりとさせてくれます。くるみではありませんがカカオニブでカリカリとした食感をプラス。濃厚なフォアグラを酸味とかりかりのカカオニブの少しの苦味がまた絶妙な味なんです!!
これまた旅の途中で出会うおいはぎの娘。
おいはぎ達からかばってもらったゲルダのお話の部分から頭の中に浮かんだ材料を使ってニョッキを作りました。
こりゃあ、たいそうふとって、かわいらしいむすめだわい。きっと、年中くるみの実ばかりたべていたのだろう。」と、おいはぎばばがいいました。女のくせに、ながい、こわいひげをはやして、まゆげが、目の上までたれさがったばあさんでした。「なにしろそっくり、あぶらののった、こひつじというところだが、さあたべたら、どんな味がするかな。」
そういって、ばあさんは、ぴかぴかするナイフをもちだしました。きれそうにひかって、きみのわるいといったらありません。
さつまいものニョッキ、エゾシカのトマト煮込みアマレット風味、きのこのクリーム、パルミジャーノチーズ最後にくるみを散りばめました。いかにも、でもちょっと贅沢にですが、おいはぎ達が食べてそうなパスタをつくりました🎶
ラップランドとは、スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・ロシアの4カ国にまたがっている地域。童話などでサンタクロースが住んでいる地域ともされてます。
本当はトナカイや雷鳥をお出ししたかったのですが、クリスマスディナーんいトナカイとなるのはどうかと思い、ここは思い切ってシャラン産の鴨をご用意いたしました!!ラップランドの食事では新鮮なベリーやジャガイモが多いそう。いろいろと調べて想像でしかないのですが美味しいものを提供できたかと思います!!
ソースはブルーベリー!!バターたっぷりのマッシュポテトと一緒に!!
やっとやっとカイのいる雪の女王のお城までやってきたゲルダ。雪の女王と鉢合わせて戦うと思いきや!雪の女王は暖かい国へ行ってしますそうなのです。
「これから、わたしは、あたたかい国を、ざっとひとまわりしてこよう。」と、雪の女王はいいました。「ついでにそこの黒なべをのぞいてくる。」黒なべというのは、*エトナとかヴェスヴィオとか、いろんな名の、火をはく山のことでした。「わたしはすこしばかり、それを白くしてやろう。ぶどうやレモンをおいしくするためにいいそうだから。」
このシーンから作られたのが、レモンカードたっぷりのデザートです。ヨーグルト、ホワイトチョコレートそしてマカロンとライチ味の琥珀糖をデコレーションしました。
やっと再会できたカイに涙するゲルダ。その涙はカイの心臓にまで届き悪魔の鏡の欠片もを溶かしました、そして、ゲルダが歌うとカイはわっと泣き出して目に入っていた悪魔の鏡の破片も流れていきました。
お土産は悪魔の鏡に見立てた琥珀等をお持ち帰りしていただきました。ライチ味の琥珀等です。
2016年最後の締めくくりのものがたり食堂の記事をすっかり忘れていたのです。ちゃんと書かなければいけないことがあったのに。『アナと雪の女王』を見たあとだと兄弟のお話かと思ってしまうのですが、ちがうのですね。雪の女王読みたい方はぜひこちらで↓↓↓↓
そして3月にやりましよー!!1ものがたり食堂!!テーマは親指姫です(^-^)
3月17日金曜日19時からいつもの場所渋谷でやります!!
こちらもどうぞお楽しみに〜🎶
最後まで読んでくださりありがとうございます(^-^)
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