世界の餃子を食べつくそう!!イタリア編に参加してきましたよん。
こんにちは。寒い寒いと言いながら冷凍みかんにハマってます。めぐみです。
さてさて、先日横浜みなとみらいのBUKATSU-DOさんにて『餃子部』という部に参加してまいりました!!
今回は何とイタリアの包み餃子、ラビオリを私が先生としてみんなに教えながら作って食べますよー!というゆるい企画。
まずは…..
パスタを伸ばします!!!!
こちらは私が前日にコネコネ準備してきたものであります。
強力粉700g
セモリナ粉300g
塩12g
全卵450g
オリーブオイル40g
中に詰めた具は
じゃがいも10個
サラミのみじん切り200g
シュレットチーズ300g
これを適当に詰めて
はい!!こんな感じです。まわりはフォークで押しつけて開かないようにします。しっかりとね。しっかりと。
次はソース!!こちらはビールに合うようにとアンチョビのトマトソースをとリクエストがありました。ので
プッタネスカにしました。
SUGO ALLA PUTTANESCA
SUGOはソース
ALLA PUTTANESCAで娼婦風という意味です。
ニンニクのみじん切り 1ケ
オリーブオイル 適量
アンチョビ2枚
ケッパー20粒
種なしオリーブ10個みじん切り
カットトマト缶 1缶
とてもシンプルですが、香りがよくビールが進みます!!
名前の由来はいろいろあります。
「客をもてなす為のパスタ」
「たまに食べるから美味しい、娼婦のように毎日では飽きてしまう」
「忙しい合間でもササッと作れる」
などなど、他にもたくさん説があるナポリの名物です。
余談にはなりますが……
PUTTANA(娼婦)これだけではないのですが、イタリアはびっくりするほど汚い言葉や冒涜の言葉があって「これって日本語ではなんていうの?」と聞かれても、そこまで汚くて人をののしるような言葉が見あたらないこともありました。当時ベネトのレストランで働いていた私は言葉の重みが全く分かりませんでした。耳に入ってくる言葉をそのままメモにして後で調べる。ということをしていました。
PUTTANA
CAZZO
PORCO CANE
PORCO DIO
VA CAGARE
こんな言葉をつらつらとメモしては持ち歩いてました。
イタリア語はローマ字読みなのでこんな感じで。
でもこれ、きっとイタリア人がみたら怒りますし、びっくりする言葉たちです。こんなメモを私は落としました。無くしました。「あれ~ないな~」くらいにしか思ってませんでしたし、厨房の中ではよく飛び交っている言葉たちだったので「そのうち覚えるだろうな」という感じでした。
さて、このメモを見つけたホテルのマネージャーは字体やスペルミスを見て分かったのでしょうね。私のところにすぐにやってきました。
マネージャー「こんな言葉なんでメモしたの?」
わたし「覚えたかったから!!!!」
マネージャー「誰から教わったの?」
わたし「厨房の人がみんな毎日使ってるよ」
なにも知らなかった私にマネージャーは苦笑い。すぐさま厨房のコックさんを集めて怒ってはいませんでしたけど
「イタリア語もまだ話せない、しかも女の子にこんな言葉を使うのはやめましょう。もっと役に立つ言葉を教えてあげなさい。これから彼女のイタリア語のベースになるのだから」と…..あのマネージャーは後にも先にもチョーまじめなイタリア人だったのかも。
そんな軽いお説教が終わりマネージャーはが去った直後
なぜかみんな大爆笑。そして私を囲むようにして数えられないくらいのキッタナイ、それはキッタナイ言葉を言いまくって。
「もっと良い言葉教えてやるよ!!」とその場でスマホと使って通じないものは英語でと沢山の沢山のキッタナイ言葉と下ネタを教わりました。
朝会えば、おはようの二言目には下ネタを。
わざと私にキッタナイ言葉を言わせてケラケラ笑っていたりと。
大きな小学生と毎日働いていたような感じです。
あぁみんな元気かな~やはり下ネタは万国共通の仲良しになれる話題なんですね。。。平和だ~。
私のイタリア語のベースは彼らからなのですが、もちろん美味しい料理も沢山教えてもらいましたのでご安心を。
おっとどこかに行ってしまいそうなくらい脇道にそれてましたね。。。
これがSUGO ALLA PUTTANESCA
これを茹でたラビオリに絡めて。。。。
じゃん!!こんな感じ!!
男性もこうやってお料理してくれると良いですね。
私が最近使わせて頂いてるBUKATSU-DOはいろいろな活動をしている素敵な方々が集まる。シェアオフィス。ヨガ部、料理部、釣り部、スパイス部などなど、あと私が個人的に気になっている活動が「水辺荘」横浜の水辺を使って少し敷居が高いと思われていた水辺遊びをもっと身近に!!という何とも素敵な活動ですね。ご興味のある方はこちらhttp://mizube.so/水辺荘の關さんも餃子部に参加していました。「私たちなんだかBUKATSU-DOのスタッフ並みの出没率ですよね~」なんて話してました。ええ、本当に最近よくいくな。
そんな感じで餃子部!!楽しかったなぁ。
あ、あと答え合わせというか。。。。
PUTTANA(娼婦 女性にムカついてもこの言葉はやめましょう。)
CAZZO(男根 これ女性でもよく使います。che cazzo!! che cazzo!! って糞!!みたいな。私も気が付いたらよく使ってました。あらなんてお下品な。)
PORCO CANE(豚と犬 このニュアンス未だに分からないのですが、とにかく口に出してはいけないらしい)
PORCO DIO(豚と神様 これもよく分からないけど、単語の組み合わせの問題です。豚は汚れ。これ教会で言ったら出禁とか。。ほんとかな??)
VA CAGARE(ウ○コして来い!! はい。直訳するとこんな感じなんです。だいたい言い合いをした後にいう捨て台詞みたいな感じ。「お話になりません!!帰れ!」みたいな。なんか日本語にうまく訳せないのが悔しい)
いろいろ書きましたが結果、日本語って美しい。
私が働いていたホテルを少しだけ載せてみます!!
古城を改装して作ったホテル。それではまた★
投稿者プロフィール

- フードディレクター
-
2年間イタリアへ修行、帰国後、イタリア料理という枠から飛び出し様々な料理を楽しんでもらえるようお店を持たず、ケータリングという形で料理を提供している。
ケータリングや『ものがたり食堂』を中心に活動。『持たない暮らしの簡単つくりおきレシピ』監修
『新刊わかったさんシリーズ』レシピ監修。
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